「引きこもり」
今日、電車の中である人たちの会話が耳に。。。
「でな、うち、1週間引きこもっててん。。」
このせりふによってピキピキっときてしまいました(笑)。。。
そもそも最近、「引きこもってる」って言葉が、やたらと乱用されてます。。
芸能人然り、あと、例えば海外ドラマの吹き替え然り。。
一応「引きこもり」という状態には定義がありまして。。。
臨床心理をかじってたので、ついつい気になるんです。。
たった1週間とかそこら、家の中にいただけでは「引きこもり」ではありません。。。
もう定義は忘れてしまいましたが(笑)、もっと長く、かつ、社会生活に支障をきたす(ちゃんと例えば~ヶ月以上、~ができない、とかそういう基準があります。。)状態が「引きこもり」でして。。。
引きこもってる人が、友達を引き連れて、「うち引きこもっててん」とは決して言えませんよ、やっぱり。。。
本人たちは軽い気持ちで使ってるんでしょうけど。。。
なんというか、ま、いわば、「私、1週間癌やってん」と言うのと同じくらい、奇妙で、変な言い回しだと思うんですが。。。
そこら辺のとこ、どうなんでしょう。。
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自分もそういうの聞くとムカッとします。そういうののせいで引きこもりも単に甘えてるだけとか思われてしまいますし・・・まぁ甘えの要素もあるんでしょうけど・・・。友達がいるのに孤独だとか言ってる人もムカっとしたりしますね・・・。まぁ、そういう孤独もあるんでしょうけど・・・。
ちなみに引きこもりとは、厚生労働省の定義によると、「とくに精神的な障害がきっかけではなく,自宅や自室に 6 か月以上の長期間ひきこもって社会参加できないでいる中学卒業段階以降の青年の状態。現役の小・中学生の不登校は含まない」という事らしいです。
じゅげむじゅげむさんもそう思っておられるんですね。。
同じふうに感じている方がいるのを知って、ほっとしました。。
ありがとうございます。。定義、これではっきりいたしましたよ♪♪♪
「引きこもり」という語、これ、日本だけのものみたいですね。。外国にもあるんですが。。。
ちなみに、英語では、たしか「nowhere kid」とかいうそうです。。。
そもそも、例えば、広場恐怖症とか、対人恐怖症とか強迫神経症などが根底にある場合もあるそうです。。。。
臨床心理学では、こういう原因とは別に、引きこもりの時期というのは、エネルギーを蓄える時期、と捉えるようになってきているそうです。。
この前、海外のドラマで(なんだったか忘れましたが)、単に「She's stayed at home for months」
というせりふを「彼女、引きこもってたの。」と訳していたのには辟易しましたよ。。。
それにしてもなんだかうれしいです。。
こうやって似た意見を持っている方がいるということを知ることができて。。
じゃ!