Daily Archives: 02/11/2008

タンゴ・ステップ 上/下 ヘニング・マンケル

タンゴステップ 上 (1) (創元推理文庫 M マ 13-7)

タンゴステップ 上 (1) (創元推理文庫 M マ 13-7)

  • 作者: ヘニング・マンケル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2008/05/23
  • メディア: 文庫

タンゴステップ 下 (3) (創元推理文庫 M マ 13-8)

タンゴステップ 下 (3) (創元推理文庫 M マ 13-8)

  • 作者: ヘニング・マンケル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2008/05/23
  • メディア: 文庫





今日、ヘニング・マンケル(Henning Mankell)のタンゴ・ステップ(The Return of the Dancing Master / DanslxJrarens xJ・erkomst)を読み終えた[パンチ]

ヘニング・マンケルは、スウェーデンの作家で、クルト・ヴァランダー(Kurt Wallander)のシリーズで有名[exclamation×2]
海外の、特に、ヨーロッパの、犯罪小説が好きな方は、大体、知ってるみたい。

スウェーデンに行ったこと無いから、ネットとか、友達の話とか、色々情報収集しながら読んだけど、そうすると、イメージがふくらんで、さらに面白い[わーい(嬉しい顔)]

あえてそういう訳にしているんだろうけど、直訳調っぽいというか、なんというか、面白い言葉遣いになっているところがあるけど、それは、多分、あえてそうしてるんだろうな・・・

本文中に「ヤッケ」を羽織るシーンが何度か出てくるんだけど、スウェーデン人の友人に聞いたら、要するに、コートみたいなものらしくて、スウェーデン人なら、誰もが持っている必須アイテムだとか・・

主人公のステファン・リンドマンの苦悩が所々に描かれていて、そこが、また、いい。
彼は、癌を患っているのだけど、そこらへんの気持の揺れとか、心の葛藤とかが、彼の行動とともにあらわれていて、読んでて、違った意味で、ハラハラした。

ナチズムがこの作品の重要な要素になっている。
ネオ・ナチ問題とか。

この作品の根底に、一貫して流れているものがあるような気がしたんだけど、それが何かわからない。
何かをたしかに感じた。
でも、それが何だったか忘れた[ふらふら]


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