Category Archives: 本
ラスト・チャイルド / ジョン・ハート
ここ数日ひどい風邪で寝込んでおりまして、変な夢を見たり、なんたらかんたらで、なかなか精神的に落ち着かない日々を過ごしております(汗)
海外の風邪ウィルスは性質が違うのか、いったんかかるとなかなか長引いて良くなりませんね・・・
昨日は頭が痛すぎて字が読むのもままならなかったので、日本のアニメを見たりひたすら寝たりしてたんですが、今日は頭痛の方はましになりましたが、まだまだしんどいので、横にずっとなってました。
で、海外で日本語の書籍を買うのはなかなか大変なので、初めて電子書籍で買ってみましたw
原書で読んでみようかとも思いましたが、もう、頭が働かないので、ここは日本語の何かを・・と。
私が好きな翻訳家は、スティーブン・キングをよく翻訳してくださる白石朗さんと、パトリシア・コーンウェルをよく翻訳されていた相原真理子さんなんですが、この方々の翻訳した本はKindleにはなかったので、評価が高かったジョン・ハートのラスト・チャイルドを試しに購入してみました。
iPad miniで読んだんですが、やっぱり本の方がなんとなく、読んだっていう感覚がありますねw
けど、iPad mini持っててよかったです>< ありがたさがわかりました。やっぱり、なんといっても好きなジャンルの本を日本語で本屋に行かずにささっと買えて読めるのは最高ですね♪
さて、前振りが長くなりました。。この数日、ほんとに、寝てるだけで何もしてないので、とにかく、何かやろうと・・それでこの記事ですw
アマゾンの内容紹介によりますと、
早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞&英国推理作家協会賞最優秀賞スリラー賞受賞。
「あの子を見つけた」大怪我を負った男はジョニーに告げた。「やつが戻ってくる。逃げろ」少年は全速力で駆けた。男の正体は分からない。だがきっと妹を発見したのだ。アリッサは生きているのだ。ジョニーはそう確信する。一方、刑事ハントは事件への関与が疑われる巨体の脱獄囚を追っていた。この巨人の周辺からは、数々の死体が……。ミステリ界の新帝王が放つ傑作長篇。
ってことです。ジョン・ハートさんはミステリ界の新帝王なんですね(・∀・)
上巻は私としてはそこまでぐいぐい読ませるって感じではなかったのですが、上巻の最後らへんからだんだんおもしろくなってきて、一気に読み終えました!
この作品の特徴としては、登場人物ひとりひとりの家庭について、結構細かく書いているところじゃないでしょうか。どちらかと言うと、ミステリというよりは、ドラマというか。。
あと、出てくる少年たちがなんとなく映画で見かけたような、というか自分が見た映画の登場人物と重なるような少年たちでした。
たとえば、私がイメージしたのは、主人公の少年ジョニーは、なんとなく、イライジャ・ウッド。ホビットのイライジャ・ウッドじゃなくて、マコーレー・カルキンと共演した危険な遊びでのイライジャ・ウッド。
あと、たとえば、刑事のハントの息子のアランは、海辺の家のヘイデン・クリステンセンをマッチョにした感じとかw
インディアンの話も面白かったです。あと奴隷の話しも興味深かったですね・・
この作家さんの他の作品も読んでみたいです♪
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母を失うということ / ホープ・エーデルマン
これ、母がなくなって一ヶ月くらいしてから、日本語の方をまず買って読んで、そのあと、英語版を買って読んだ。
英語版だけだけど、実は、ワークブックもあって、それも読んだりした。
すごく気をはって初七日、四十九日法要、そういうのを色々こなしてたわけだけど、時間が経つうちにじわじわ来て、知り合いに私みたいに母親をなくした人がいなかったから、普通はみんなどうしてるんだろうと思って、この本を読んだのを思い出した。
あれから、2年。
体重は、ストレスのせいかだいたい10kg増加
でも、なんとか生きていけてる。
ただ、母が生きていたら経験できていただろうな、こんなこととかしてただろうな、とか、そういうのがつらつら心のなかにふわ〜〜っと充満してくることがあって、突然じわじわ涙が出てくることとかがある
こればっかりは同じような経験した人にしかわからないことだろうな、と思う。。
この前、母の親友の方のおうちにお邪魔させてもらった。
おいしい夕食をごちそうになったわけなんだけど、その方にはお孫さんもいらして、三世代で、なんやかんやわいわいいいながら、夕食を作ったりされてるのをみて、あ〜〜〜、これ、絶対私が今後経験できないもので、母も経験できずに終わってしまったもの、なんやんな〜〜〜〜
羨ましいのと同時に悲しい。
私の場合、途中で母と運命が変わったとしか思えない人生。
母ももともと体が弱い人だったけど、私はもっとひどくて、病院の往復が日課みたいな子供時代を過ごした。
白血病、アレルギー性紫斑病、脳腫瘍、腎臓、いろいろ。。
入院したり、自宅療養したり。。
高校もぎりぎりの出席日数で卒業して、そのあとまた病気とかになって、自宅療養。
普通の人からは、実質4年くらい遅れてる。
奇跡的なことが多々あって、幸い、なんとか体調もよくなって大学に通い始めたのと入れ替えに、母の病気が発覚かな・・・
私も母も精神力は、自分で言うのもなんやけど、すごくあって、もともと働き者だからこそ、無理することが多々あった。
それで結局休んでいれば、そこまでひどくならなかったかもしれないのに、ひどくなる、っという感じでよく病気になってたわけだけど・・
母がよく言ってたのは、
「無理したらあかん。あんたは無理したらいつなんどきまた再発するかもしれんから、しんどいときは、いややろうけど、無理してでも家で休み」
私はこの言葉をしっかり守ってきたわけだけど、なんか、最近、もう、どうでもいいんじゃないか、って思う時がふとある。
今月は別に高熱が出たわけでもないんだけど、昔に体験したことがあるような、すごく体の芯が疲れているような感じがして、体が今まで以上にしんどく、で、こういう時は、いつもそうなんだけど、ベッドに横になるだけで、延々眠ることができる。
首のところのリンパも腫れてて、正直しんどくて・・
頭の中ではやりたいこととかやらなければならないことがたくさんあって、動きたいんだけどしんどい
私の中では、こういう時は、母の言いつけ通り、体調が良くなるまで、ゆっくり家で休んだほうがいい、という気持ちと、なんとかして、這ってでも、活動しよう、っていう気持ちと、この二つがせめぎ合ってて、今月まではなんとか、母の言いつけの方を守ってきたけど、なんか、罪悪感がすごくて、もう、別にいいかな、っと思う。
精神力には自信があるし、これでなんかの病気になったときは、なったときで、腹をくくるかな・・
説明するのは難しいけど、母が生きていたときは、母が、母の声で、あの言葉を言ってくれてたから、それで納得してたけど、今は誰も言ってくれる人がいないから、頭の中では、言ってみるんだけど、それでも、この「じっと体のエネルギーが快復するのをまつ」ことに対する罪悪感みたなものがなくならない・・・母がいないのは、やっぱり大きいな〜〜いろんなところに響く。
病院に行ったら、たぶんいつものとおりなら、精密検査になるパターン。
でも母がなくなってから、一度もこっちの方の病院に行ってないし(もう一つの病院には薬をもらいにいってるんだけど)、精密検査も行っていないから、当分は行く気もしない。
母がいないのに、そんなに長生きしようとして何になる?
みたいな感覚がどこかにある。
母がなくなってからもいろいろあったし、これからもいろいろおきるんだろうけど、結局のところ、母は知ることは永遠にないわけで(少なくとも普通の形では・・)、人生に対する意味合いが変わってしまったのかな・・
誰かと一緒に道を歩いたりしているときに、ふと、
「あ、この人も、通りの向こうのあの人も、絶対にいつかは死ぬねんな〜〜、でもちろん私も」
と思ってしまう時があって、そういうことが最近よくある
あと、よく気持わかるっていって、おじいさんとかおばあさんとかがなくなったときのことを話してくる人とかいるけど、正直、
いや、ぜんぜんちゃうやろ、わからへんやろ
って思ってしまう自分がいる。
我が家は祖父、祖母は全員、私が記憶を思い出せる以前になくなってて、正直ぜんぜん思い入れがない。
ほんとの核家族で、家族全員でぜんぶ。
あと、ペットが死んだ時とかの話をしてきたひともいたけど、
は?ペット?
って感じ・・・
娘にとって母親を若いうちに亡くす、特に、自分自身がまだ完全に道が開いていないとき(結婚したり、子供を持ったり、仕事を持ったり、、、)に亡くすのは、それを体験した人でないとわかからないような、特殊な経験だと思う。
つらつら訳のわからないこと書いたけど、もし、お母様をなくされたなら、この本はおすすめです。
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まさかの結末

- 作者: E.W. ハイネ
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2006/08
- メディア: 文庫
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隣の家の少女 / ジャック・ケッチャム

- 作者: ジャック ケッチャム
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 1998/07
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ルーン文字

- 作者: ポール・ジョンソン
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2009/04/18
- メディア: 単行本
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