ジプシー 歴史・社会・文化
- 作者: 水谷 驍
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2006/06/10
- メディア: 新書
読み終えた。まさしく、この本に書いてあるとおり、今まで、グレルマン以来の、「科学的」ジプシー像、ま、いわば、偏見に満ちたジプシー像を自分が持っていたことをこの本で自覚した。
去年、海外に初めていったとき、違う国のはずなのに、同じように肌が浅黒くて、顔の系統が似てて、やってることも、物乞い、で、この人たちは、なんだろう、と思ってたけど、その後、友人にあれがジプシーだ、と教わって、それ以来、実際に目にした彼らの衝撃もあって、あまりいいイメージがなかったのは事実。
もともとインド起源、というのも知らなかったし、エジプト人を名乗ってたこともしらなかった。
しらないことだらけで、あっという間に読み終えた。
ナチスのジプシー絶滅計画については、ナチス本を読む中で、知ってたけど、せいぜいそれくらいかと思いきや、他国では奴隷制があったり、もう、びっくり。
そうそう、この本を読んでて思い出したのが、昔子供の頃にやってた世界名作劇場か何かの映画で、ペリーヌとかなんとかいう名前の女の子が出てくる、幌馬車に乗って、放浪する話。
彼女はジプシーだったのかな・・・
最後の章では、ジプシーと日本のサンカとの共通点などについても書いてあって、興味深く読めた。
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