Monthly Archives: 11月 2008

殺人者の顔 ヘニング・マンケル

殺人者の顔 (創元推理文庫)

殺人者の顔 (創元推理文庫)

  • 作者: ヘニング マンケル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 文庫





私が最初に出会ったヘニング・マンケルの本がこの殺人者の顔(Faceless Killers / MxJ囃dare utan ansikte)。
たしか、大垣書店で買ったっけな・・・

この本に出会うまで、スウェーデンは、そんなに興味のある国ではなかったけど、この本を読んで、一気に興味を持った[目]
クルト・ヴァランダー(Kurt Wallander)シリーズの第1作目で、1991年の作品。
ヴァランダーは、直感に頼ることがかなりあるけど、そこが何となく日本っぽい。
はぐれ刑事とか昔の日本の刑事ドラマシリーズのような匂いがする[exclamation×2]

テレビの世界では、CSIとか、Cold Caseとか、そういう系統のものが好きだけど、本の世界では直感とかそういうものが多くても、好き。
Stephen Kingとかも。

科学捜査とか、そういうのに興味がある方にはおすすめしませんが、人間模様などに興味のある方にはいいかも。

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夢をかなえる像

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

  • 作者: 水野敬也
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2007/08/11
  • メディア: 単行本





友人が、おすすめ!!絶対読んで!!と言ってくれて、貸してくれた本。
ドラマの方を最初に見てたので、そっちのイメージが強かったが、意外と読めた。
自己啓発書の一種なんだろうけど、ガネーシャの存在が個性的な点。
ドラマとほとんど同じ台詞が書いてあったりして、最初読んでいたときは、本そのままだったのか、と思っていたが、ところどころ、エピソードに相違があって、私は本の方が好きだ。

今まで、何かある度に、一度は自己啓発書に手を伸ばしていたほどだったから、ガネーシャの話していることは、それほど目新しくはなかったように思う。それでも、この本が良かったと思う理由は、説明の分かりやすさかな。
ガネーシャのするたとえ話が、分かりやすかった。

遊園地のシーンは不必要に長かったんじゃないか、と思うけど・・・


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タンゴ・ステップ 上/下 ヘニング・マンケル

タンゴステップ 上 (1) (創元推理文庫 M マ 13-7)

タンゴステップ 上 (1) (創元推理文庫 M マ 13-7)

  • 作者: ヘニング・マンケル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2008/05/23
  • メディア: 文庫

タンゴステップ 下 (3) (創元推理文庫 M マ 13-8)

タンゴステップ 下 (3) (創元推理文庫 M マ 13-8)

  • 作者: ヘニング・マンケル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2008/05/23
  • メディア: 文庫





今日、ヘニング・マンケル(Henning Mankell)のタンゴ・ステップ(The Return of the Dancing Master / DanslxJrarens xJ・erkomst)を読み終えた[パンチ]

ヘニング・マンケルは、スウェーデンの作家で、クルト・ヴァランダー(Kurt Wallander)のシリーズで有名[exclamation×2]
海外の、特に、ヨーロッパの、犯罪小説が好きな方は、大体、知ってるみたい。

スウェーデンに行ったこと無いから、ネットとか、友達の話とか、色々情報収集しながら読んだけど、そうすると、イメージがふくらんで、さらに面白い[わーい(嬉しい顔)]

あえてそういう訳にしているんだろうけど、直訳調っぽいというか、なんというか、面白い言葉遣いになっているところがあるけど、それは、多分、あえてそうしてるんだろうな・・・

本文中に「ヤッケ」を羽織るシーンが何度か出てくるんだけど、スウェーデン人の友人に聞いたら、要するに、コートみたいなものらしくて、スウェーデン人なら、誰もが持っている必須アイテムだとか・・

主人公のステファン・リンドマンの苦悩が所々に描かれていて、そこが、また、いい。
彼は、癌を患っているのだけど、そこらへんの気持の揺れとか、心の葛藤とかが、彼の行動とともにあらわれていて、読んでて、違った意味で、ハラハラした。

ナチズムがこの作品の重要な要素になっている。
ネオ・ナチ問題とか。

この作品の根底に、一貫して流れているものがあるような気がしたんだけど、それが何かわからない。
何かをたしかに感じた。
でも、それが何だったか忘れた[ふらふら]


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